僕は人間になりたい。〜かろうじて二足歩行〜

蚊の鳴くような雄叫びで綴るブログ

【おさるのジョージ】ちっとも怒らない黄色い帽子のおじさんに子育ての真髄を見た

どうも、くまです。

 

今回の記事は

アニメ【おさるのジョージ】に出てくる

黄色い帽子のおじさん

にスポットライトを当てた記事となっております。

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画像引用元:https://osarunogeorge.jp

 

目次

 

1.子育ては大変

 

僕には2人の娘がいます。

可愛いを通り越して一周回って

やっぱり可愛いです。

しかし、子育ては

言葉では言い表せないほど大変です。

 

2歳の長女は可愛い顔して

超A級のメンタルブレイカーです。

イス!自分で!自分で座るぅ!

おう!いいぞ、自分でやな!えらいぞ!

イヤァアアアアア!ホワァアアアア!

何故なのか(白目)

 

食べる!これ!食べる!

おう!いいぞ!美味しいぞー!

ブルァアアアアア!ベリィメロォオオオン!

チャーグル!(ビクトリーム

正に魔王です。

マイファーテル。

 

イライラしてはいけないと分かっていても

子育てをしている中で起こる理不尽なメンタルブレイクに耐えられず

 

どうしてもイライラしてしまう

 

ストレスが溜まってしまう

 

この悩みは

子育てをしている人達の多くが

抱えている悩みでは無いでしょうか?

実際、僕もそうです。

 

またイライラして怒ってしまったなぁ…

少しひどい言い方をしてしまったかもしれんなぁ…

後でいつも後悔します。

 

そんな子育ての悩みを抱える中

僕は、長女が産まれてから

アニメ「おさるのジョージ」を知り

黄色い帽子のおじさんに子育ての真髄を見ました。

 

 

2.黄色い帽子のおじさんの魅力
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画像引用元:https://osarunogeorge.jp

 

アニメ「おさるのジョージ」は

知育アニメであるはずなのに

気づけば親である僕まで

教育されていました。

 

黄色い帽子のおじさん(親)は

ジョージ(子)がいたずらをしても

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画像引用元:https://osarunogeorge.jp

 

何かトラブルを起こしても

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画像引用元:https://osarunogeorge.jp

 

とにかく怒らない。

 

「オイオイ、ジョォ〜ジィ〜」

いつも、この一言で終わり。

 

…おじさん、凄すぎへんか?

…悟りの書でも読んだのかな?

…まさか心が無いのか?

…全身義体?バトーさん?

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画像引用元:http://www.ntv.co.jp/kokaku-s/

 

僕の弟が数年前に

バトーさんに「1円玉」と言うあだ名をつけたのが未だに忘れられません。

しかし今、バトーさんは関係ない。

 

黄色い帽子のおじさん

僕にとっては、言うなれば

仏、神様です。

釈迦如来

阿弥陀如来

アッラー

そして

黄色い帽子のおじさん

…うん、遜色ない。

むしろ一人勝ち。

 

彼の行動、言動は

2人の娘の父である僕にとっては

1つの目指すべき父親像であると言えます。

 

黄色い帽子のおじさんは怒らない。

 

やれやれ、またかジョージ、と

仕方無いなぁ、ジョージ、と

 

ジョージが何かをしでかしてしまう事に対して

ハナから諦めている訳でも無く

こどもはただただ無邪気で

言葉で補えないものを

行動で、表情で

言葉にならない声で伝えているのだと

 

それを心底理解しているからこそ

イライラしてしまいそうな衝動を

心の中で噛み砕く事が出来ているこそ

「オイオイ、ジョォ〜ジィ〜」

この発言で済ませられる。

至高の愛ですね。

ふつくしい

 

イライラする気持ちを心の中で噛み砕く事が

どれだけ難しい事かと思ってしまう僕は

恥ずかしながら

まだまだ親としては未熟なのだと思います。

 

僕は

黄色い帽子のおじさんを尊敬しています。

かっこいい。

 

 

3.実際にやってみた

 

僕も

黄色い帽子のおじさんのようになりたい。

足りない頭で色々考えたものの

子育ての中でイライラしてしまった時の

気持ちの噛み砕き方なんて

一朝一夕で得られるスキルでは無い。

と、言うわけで

 

とりあえず、やってみた。

 

ある日の晩ご飯の時間

妻は体調が悪く

晩ご飯の間だけ仮眠する事になり寝室で仮眠中

 

次女に離乳食をあげ終わり

さぁ自分も食べようかと

ご飯に手をかけようとしたその時

長女が自分のお皿に盛り付けられている

豚肉と野菜の炒め物の野菜達を

食べずに机にポイポイと捨てていました。

 

…今やで!工藤ォ!

 

ここしかない。

今こそ

黄色い帽子のおじさんの教えを遺憾無く発揮する時。

満を侍して僕はあの言葉を解き放つ。

 

 

「オイオイ、ちょおぉ〜じょお〜」

 

僕は、長女が机に散乱させた野菜達を

ヤレヤレと長女のお皿に戻しました。

 

「…イヤ」

長女は首を横に振る。

…ん?

あれ?

何かが違う気がする。

 

そんな事を考えていると

長女は僕がお皿に戻した野菜達を

再度、机にポイポイと捨てていきます。

 

 

「オイオイ、ちょおぉ〜じょお〜」

 

僕はもう一度

長女のお皿に野菜達を戻しました。

「イヤァアアアアア!ブルァアアアアア!」

泣き叫ぶ長女。

 

何故だ!?

教えてくれ!黄色い帽子のおじさん

 

「野菜、イヤァアア!大根!大根!食べる!」

野菜はいらない大根よこせと泣き叫ぶ長女。

こうなるとなかなか止まらないんです。

 

長女よ、大根も野菜だぞ。

そんなツッコミを心の中で入れながらも

僕の心は

長女のギャン泣きに耐えられず

メンタルブレイク。

 

「好きなもんばっかり食べてたらあかん!」

「そんなに食べたかったらちゃんと野菜食べてからやぁあ!」

と、結局怒って叱ってしまいました。

 

しかし長女は

泣きながらも野菜を完食しました。

お前、いくら大根が食べたいとは言え

すごいよ、えらいよ。

 

頑張って野菜を完食した長女に驚き

今回はイライラしてしまった気持ちはすぐに消えましたが

うーん…難しい。

 

失敗には終わりましたが、すぐには出来ずとも

とりあえず口に出してやってみることが

黄色い帽子のおじさんに近づく一歩だと信じて

これからも頑張っていこうと思います。

 

以上で、今回の記事は終了となります。

 

おまけ

 

黄色い帽子のおじさん

黄色い帽子に手を出したり

悪さをされると怒るそうです。

おじさん

譲れない何かがそこにあるんだね。

 

終わり。